高野山|金剛峯寺【観光・伊都郡高野町】
高野山は和歌山県の中でも北東部の、奈良との県境近くに位置しています。
1,000m級の山々に囲まれた標高80mほどの山上盆地に位置する高野山の町全体が、総本山金剛峯寺の境内となっています。
本ページでは、町全体が宗教施設である高野山について紹介いたします
高野山の歴史
高野山は、空海が遣唐使として長期留学し、帰国したのち設立されました。
密教の修行場を探していた空海は、白と黒の2匹の犬を連れた狩場明神と出会い、高野山へ導かれました。
そして、古くからこの地を治める丹生都比売大神から神領を授かり、高野山を開山したと言われています。
高野山の観光|総本山金剛峯寺
実は、高野山という山は地理学的には存在していません。
金剛峯寺を中心とするこの地域一帯のことが高野山として称されているのです。
高野山は総本山金剛峯寺を中心として一山境内地となっています。
その中でも、大門地区、伽藍地区、本山地区、奥院地区、徳川家霊台地区、金剛三昧院地区の6地区が国の史跡に指定され、世界遺産の構成要素となっているます
高野山には、「金剛峯寺」をはじめとする寺院が117あります。その中でも、52の寺院が宿坊となっており、一般の参拝者が宿泊できます。
宿坊では、「写経」や「阿字観(あじかん)」の他、朝から読経や礼拝のお勤めをする「朝勤行体験(あさごんぎょう)」や護摩木を焚いて祈願する「護摩祈祷」などの修業体験ができたり、精進料理をいただくことができます。
また、名物としては護摩豆腐や高野豆腐、やきもちなどがあります。
高野山金剛峯寺の住所とアクセス
住所
〒648-0294 和歌山県伊都郡高野町高野山132
https://www.koyasan.or.jp/
アクセス
車
かつらぎ西ICより車で約40分
本ページの内容は、2022年6月時点の情報です。